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2011年、タブレットを振り返る  


買うなら使えるアプリが数多いWindowsタブレットですかね

2011年に登場したタブレット端末の中で興味深いのは?

 編集部より「年末だし、2011年のタブレット端末を振り返る
(私的ベスト10とかもアリ)なんてどう?」とお題をいただいた。
しかし、やや辛口の言い方になるかもしれないが、今年は年初に
期待したほどには、タブレット型端末は広がらなかった。

 というよりも、よく声が挙がっているように、iPadの市場はあっても、
まだタブレット端末の市場は存在していないのではないだろうか。

 もちろん、「Sony Tablet」という優れた実装はある。タッチパネルの
精度や操作に対する追従性、プリインストールソフトウェアの豊富さなど、
Androidタブレットの中ではダントツの完成度を誇っている。
折りたたみ型もスレート型も、どちらも他のAndroidタブレットとは一味違う。



 しかし、タブレットとセットで展開するべきネットワークサービスの
整備が、まだ十分に進んでいない。昨年秋以降、繰り返しソニーが唱えてきた
ネットワークサービス(当初はキュリオシティ、現在は
ソニーエンターテイメントネットワークと呼ばれている)は、現在もまだ
発展途上という印象が強い。


16GB 32GB
新品Docomo Sony Tablet P 3G+Wi-Fiモデル 4GB SGPT211JP/S




 Sony Tabletの次の製品は来年の初夏とうわさされているが、
せっかく他社とは一味違う操作感を実現したのだから、うまい着地点を
捜してもらいたいと願うばかりだ。グローバルで販売するタブレット型端末として、
最も興味深いと思うのはSony Tabletである。



 ただし、現行のAndroid 3.xベースでは、Androidタブレットの世界には
なかなか思い切って飛び込むことができない。アプリケーションの互換性問題が
あるからだ。もちろん、これはAndroid 4.xの世代になれば、徐々に解決していく。
スマートフォン向けとタブレット向け、両方のアプリケーションを1つのバイナリで
サポート可能になるからだ。



 その点、早いタイミングでAndroid 4.xへのアップデートをソニーが
アナウンスしたのは、ユーザーを安心させる上で重要なことだった
(海外での発表で、国内での発表はまだない)。操作のレスポンスは
よいだけに、基礎となるOSが改善されれば、それに伴ってハードウェアの
よさも生きてくるだろう。標準バンドルされる独自開発のアプリケーションの
進化にも期待したい。


日本向けのカスタマイズで差異化を図るという道

 Android 4.xへのアップデートという意味では、こちらも早々に対応を
アナウンスしている東芝の「REGZA Tablet AT700」の路線も興味深い。
グローバルで販売されるモデルではあるが、ネットワークに強い“REGZA”
ブランドのテレビを中心に、リモコンからソーシャルネットワーク連携、
録画機能との連携など、AV機器のコンパニオンデバイスとしてAndroid
タブレットをフルに活用している点は評価したい。



 東芝の場合は“日本市場で特にテレビが強い”という事情を逆手にとって、
日本の消費者に向けた機能をどんどん追加していることが魅力になっている。
こうした手法は、ともすれば“ガラパゴス的”と揶揄(やゆ)する向きも
あるだろう。しかし、言うまでもなくここは日本だ。各国で異なる放送の
枠組みやテレビ視聴のスタイルに合わせ、カスタムメイドのアプリケーションで
差異化を図るというのは、なかなか悪くない方法だと思う。



 ユーザー側の自由度が高いパソコンとは異なり、タブレット型端末は
“ユーザーが使いこなす”要素よりも、“ユーザーの利用シナリオに
合ったアプリケーションを使う”比重の方が大きい。どのように使って
ほしいのか、ハッキリした目的があるのなら、添付するアプリケーションで
さまざまな仕掛けを仕込んでおくことができる。



 これでSony Tablet並に、タッチ操作のしやすさ、ドラッグへの
追従性など細かな使い勝手やパフォーマンスが上がってくれば、
日本国内で面白い存在になっていくと思う。東芝はいわゆる
“黒モノ”家電の品種を絞り込んでいることもあり、横のつながりが
密でデジタル家電と情報機器の境目がない。ここがとてもいいところだ。


TOSHIBA REGZA Tablet AT700/35D レグザタブレット Android3.2 タッチパネル付き 10.1型ワイド PA70035DNAS
TOSHIBA REGZA Tablet AT3S0/35D レグザタブレット Android3.2 タッチパネル付き 7型ワイド PA3S035DNAS
TOSHIBA REGZA Tablet AT300/24C レグザタブレット Android3.1搭載 タッチパネル付10.1型ワイド PA30024CNAS




iPadの強さは今後も続くか

 一方、「iPad 2」はデュアルコアによる高速化、薄型化、
軽量化と、ハードウェアの基礎体力が図られた堅実な
アップデートが行われた。独立したコンピュータとしての
色合いが濃いAndroidタブレットに対し、iPadはネットワーク
コンテンツを受け身で楽しむ要素が強いと感じるが、現時点で
消費者は後者を選んでいる。



 何かしたいことがあるなら、適したアプリを捜してインストールし
タップするだけ。多くの場合、設定なしで直接ネットワークサービスへと
つながっていく。最もシンプルにネットワークサービスを活用する、
その窓口として選ばれているのがiPadという印象だ。



 年末のこの時期、すでに解像度とパフォーマンスを大きく
引き上げた次期モデルの登場が近いとうわされているが、おそらく
iPadの強さは今後も続くと思う。


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 Hewlett-PackardのwebOS搭載タブレットには大いに
注目していたのだが、早々に市場から退場してしまった
(商品そのものの問題よりも、事業計画の面での迷走が
原因だけに実に残念だった)。単に1つのプラットフォームが
消えてしまっただけでなく、独走するiPadが市場を占有する期間が、
これによって大きく延びることになるだろう。



 もちろん、Android 4.x採用タブレットが大量に出てくれば、自然に
Androidのシェアが伸びていくとは思う。しかし、この1年を
振り返ってGoogleは、Androidを巡るエコシステム全体の安定化に
あまり関心を示してこなかった。iPadよりもシステム構成や
アプリケーションの自由度が高いAndroidタブレットは改良次第で
伸びる可能性は多いにあると思うが、一方で行き詰まり感もある。



 これはタブレットだけの問題ではなくAndroid採用端末一般に
言えることだが、各種のマルウェアがアプリケーションの流通に
大量に混入し、どんどん増え続けているというのに抜本的な対策は
施されていない。最終製品の責任は、製品を販売するメーカーにあり、
無償で基本ソフトを提供しているGoogleに直接的な責任はなく、法的な
拘束力も存在しないだろう。しかし、プラットフォーマーとして
尊敬できる立ち位置にあるかというと、筆者はそうは思えない。



 Androidを基礎に多くの情報機器が生まれ、世界中で使われているの
だから、そのエコシステムの構築に対してGoogleはもっと責任を
持つべきだろう。それができないなら、タイトなルールでエコシステムを
コントロールしようとするアップルのほうが、ずっと意欲的だし利用者の
混乱も少ない。Googleは携帯電話事業者やメーカーに寄せられている、
さまざまな利用者からのヘルプメッセージに耳を傾けなければならない。

Googleが変わるか、あるいは……

 ということで、今年1年を振り返って最も強く思うのは、
タブレット端末がもう一皮むけるためにGoogleが変わらねば
ならないということ。あるいは、Android以外の基本ソフトを
構築する道を目指すのも悪くないのではないだろうか。

 スマートフォンでサムスンが独自OSの開発を決してやめないこと、
「PlayStation Vita」が採用する独自の基本ソフトがなかなか高い完成度に
仕上がっていること、利用されているスマートフォンのアプリケーションには
偏りがあることなどを考えると、Androidを使うよりはよいのでは? 
と思うところもあるからだ。その意味でもwebOSの退場は、今年の
IT業界における大きな事件だったと思う。

 2012年は……というと、そこはまた年初のコラムで話をしたい。来年、
筆者はパーソナル情報ツールとしてパソコンへの揺り戻しがあると考えている。

 ではみなさん、よい年の瀬を!

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